Summarize —— グループ集計
ある列でグループ化し、他の列を集計して新しい表にします。10 種類の集計方法と、結果がスナップショットではなく生きた表である理由。
このマニュアルの日本語は解説文です。アプリの画面表示は英語のため、メニュー名・ボタン名・エラーメッセージは画面どおり英語で表記し、スクリーンショットも英語画面のものを使っています。
パネル
ツールバーの Sumif(パネルの見出しは Summarize — aggregate table data and produce a new table)、または Tools ページの Summarize Table:


パネルの見出しは Summarize — summarize fields into a new table。番号付きの手順が 4 つあります。
- Select or update table —— 既定は現在の表です。
- Choose grouping fields —— 月、部署、クラス、商品。複数のフィールドをまとめて 1 つのグループ化にもできます。
- Pick fields to summarize —— 1 行につきフィールドと Calculation を 1 組選び、**+ New calculation** で足します。Select all fields にチェックを入れると、すべての数値フィールドに同じ計算が適用されます。
- Apply。 新しい表ができて開きます。
右側は Current Table と Result Table を切り替えられるので、適用する前に何ができるか見られます。
上部の Ask AI は見出しを読んで、ありそうなグループ化と集計をいくつか提案します。1 つ選べばパネルが埋まります。
集計方法
| 操作 | 得られるもの | 関数 |
|---|---|---|
| Sum | グループの合計 | sumif |
| Count | グループ内の行数 | countif |
| Distinct count | 異なる値がいくつあるか(顧客数、商品数) | distinctcountif |
| Max / Min | グループ内の最大と最小 | maxif / minif |
| Average | グループの平均 | average |
| 中央値、第 1 四分位、第 3 四分位 | 分布のどのあたりか | median / lowerquartile / upperquartile |
| 標準偏差 | どれだけ散らばっているか | stdevsif |
| Latest | そのグループでいちばん新しい行の値。テキストにも効くので、顧客ごとの最終接触などに | — |
結果は生きた表です
集計表の 1 列目にグループ化した値が入り、その後ろの列はすべて集計の数式です。元の表に行を足したり数字を変えたりすれば集計表が更新され、元に新しいグループ値(新しい月、新しい部署)が現れればここに行が増えます。列を足していけますし(平均単価 = 受注 / 件数)、3 つ目の表から参照でき、ダッシュボードに載せられ、書き出せます。仕組みは集計表を生やすで説明します。
例
| やりたいこと | グループ化 | 集計 |
|---|---|---|
| 月ごとの売上と受注件数 | 月 | 金額・Sum、受注番号・Count |
| 部署ごとの人数と平均給与 | 部署 | 社員番号・Count、給与・Average |
| クラスごとの平均点、最高点、合格者数 | クラス | 点数・Average、点数・Max、合格?・Count(先に if で「合格?」列を作る) |
| 顧客ごとの最終接触 | 顧客 | 接触・Latest |
ピボットビューとの使い分け
ピボットビューは眺めるためのもの、Summarize は表を作るためのものです。結果に自分の列を足したい、参照したい、書き出したい —— そういうときは Summarize。分布をちらっと見たいだけならピボットビューです。