日付と時刻 —— 分解、書式、オフセット
日付の列から年月・週・四半期を取り出す。5 通りに書かれた日付の列を揃える。オフセットと差分。そして時間とともに自分で伸びる日付表。
このマニュアルの日本語は解説文です。アプリの画面表示は英語のため、メニュー名・ボタン名・エラーメッセージは画面どおり英語で表記し、スクリーンショットも英語画面のものを使っています。

Split DateTime(ウィザード)
Tools → Date & Time(Split DateTime):
- 分解する表を選ぶ、またはアップロードする。
- 日付 / 時刻の列を選び、そこから何を取り出すか決めます。複数同時に選べます。
- Date —— 時刻の部分を落とす。
2026-09-03 14:20→2026-09-03 - Time —— 時刻だけを残す
- Year-month ——
2026-09。月次集計のキー - Year-week ——
2026-36。週次集計のキー - Year-quarter ——
2026-Q3
- Date —— 時刻の部分を落とす。
- 実行。 それぞれが新しい数式列になります。
年月の列は集計表を生やすときのいちばん多い出発点です。サンプルワークスペースの Month 列は、同じものを left(AA2, 7) と手で書いたものです。
乱れた日付列を揃える
取り込んだ日付がばらばらの書き方だったときは、生の列を残してきれいな列を派生させます。
| やりたいこと | 数式 |
|---|---|
どの書き方も 2026-09-03 に揃える |
dateformat(AA2, "yyyy-MM-dd") |
| 年と月だけ | dateformat(AA2, "yyyy-MM") |
| UNIX タイムスタンプ(秒)を日付に | timestamptodate(AA2) |
| テキストを計算できる日付値に | date(AA2)、時刻付きなら date(AA2, "yyyy-MM-dd HH:mm:ss") |
派生させた列の列の型は Date にしてください。しないと期間フィルター(今月、先週)が効きません。
オフセットと差分
| やりたいこと | 数式 |
|---|---|
| 契約日の 30 日後を期限に | date(AA2) + 2592000 —— オフセットの単位は秒なので、30 日は 30 × 86400 |
| 1 か月前 | 日付オフセットのウィザード、または関数リファレンスのオフセット書式 |
| 2 つの日付の日数差 | days(AA3, AA2) |
| 月数 / 年数の差 | datedif(AA2, AA3, "M")、datedif(AA2, AA3, "Y") |
| 曜日 | dayname(AA2)、dayofweek(AA2) |
| その月の末日 | lastdayofmonth(AA2) |
| 年の何週目か | weekofyear(AA2)、isoweeknum(AA2) |
メモ
オフセットの単位でつまずきます。date(...) + 30 は 30 秒であって 30 日ではありません。アプリ内の date の関数ヘルプにそう書いてあります ——「time offset: in seconds, can be negative」。
引数の全体は日付と時刻の関数リファレンスにあります。
自分で前へ伸びる日付表
datetime(開始, 間隔) は開始時刻から現在までの系列を、間隔ごとに 1 行ずつ生成し、時間が経てば行が増えます。これをカレンダーの骨格にして COUNTIF / SUMIF でその日のデータをぶら下げれば、日が抜けない日報になります。それが定時実行される表の主題です —— 現在のデスクトップ版では動かないという但し書きも含めて。